杉山愛さん

杉山愛さん「妊娠することは奇跡」

36歳で結婚し、不妊施術を始める

元プロテニスプレイヤーの杉山愛さんは、日本人で初のシングルス・ダブルスを両方同時で世界トップ10入りしたことで知られています。
まさに、日本の女子テニスの代表的なトッププレイヤーの一人でもあります。

杉山愛さんは36歳で結婚、3年後の2015年7月に第一子を出産しましたが、それまでの不妊施術で心身ともにとても苦労したことを話されていました。

36歳といえば、高齢出産の年齢になります。
そのため、結婚して間もなく、杉山愛さんは不妊施術を開始したのです。

タイミング法で妊娠できたものの、流産の結果に・・・

そして医師から勧められて、タイミング法を始めたのです。
そして2ヵ月後に妊娠できました。

しかし、その後流産してしまい、杉山愛さんは大変なショックを受けたそうです。

ただ、杉山愛さんは子供を授かることを決してあきらめず、不妊施術を続けることにしました。

流産したとはいえ、妊娠できたのだから体の機能的には大丈夫と思い、さらなる不妊施術に再トライしたのです。

一度はあきらめかけるも、東洋医学で体質改善を開始

その後、タイミング法から人工授精に切り替えました。
しかし、人工授精を何度行っても子宝に恵まれず、ついに、医師から体外受精を勧められるようになりました。

体外受精は高額です。そして、必ず妊娠出来るわけでもなく、リスクもある・・・。
さすがの杉山愛さんも体外受精をためらってしまい、一時期、病院に通うのを止めてしまったのです。

ただ、杉山愛さんは西洋医学の施術は止めてしまいましたが、東洋医学に
興味を持ちました。そこで、鍼灸や温灸などを試すようになったのです。

冷え体質の改善、体外受精へのチャレンジ

東洋医学の施術を受けて気づいたことは「冷え」でした。

杉山愛さんはご自分が冷え体質であることを知らなかったらしく、体質改善をずっと続けていたと聞きます。

その後、気持ちを心機一転して、体外受精にチャレンジすることを決意。
友人から評判のよい病院を探して、体外受精を行った結果、何と1回目で無事妊娠することができたのです。

妊娠できてからも、前回の流産の苦い経験から、体にはとても気を使われたようです。

その中で鍼灸はご本人がとても気に入っていたこともあってずっと鍼灸施術を続けていたとのことです。

妊娠することは奇跡

杉山愛さんは、「妊娠することは奇跡」とおっしゃっていました。

結婚して3年間の不妊施術。その中で夫の励まし、「どんなことがあっても応援する」という言葉が支えになったとも語っていました。

「奇跡」という言葉は、不妊施術だけでなく、夫や周りの人たちの協力への支えに対する感謝の思いもきっとこめられていると思います。

杉山愛さん、本当におめでとうございます。

【追伸】
冷え性の改善に力を入れてたそうです。妊娠というゴールに向かって「鍼灸」というプロセスを選択されたのは正解です。妊娠しやすいカラダを作るには病院への通院では出来ません。食事、運動、鍼灸、睡眠こういったプロセスを大事にしてくださいね。規則正しい生活スタイルも大事です。