☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(体外受精編)★☆★
こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
体外受精は、一般不妊治療で妊娠できなかった場合の次のステップとして行われる不妊治療と言えます。
一般不妊治療を行わないで、初めから体外受精を行うケースが増えつつあります。
現在では結婚適齢期が年々上昇し、初産の平均年齢が30歳代に入りました。
40代における初婚も増え、晩婚化の傾向にあるようです。
このような背景のもと、40代の世代においても出産を望んでいる女性が大変増えてきたのです。
一昔前の常識では、40代は妊娠できない年齢です。
この年代になると不妊治療を行っても妊娠できる可能性は極めて少なくなります。
しかし、これまでは「妊娠は不可能」とされていた高齢世代においても、体外受精で妊娠できた事例が徐々に増えてきたのです。
生殖器官に問題があって、一般不妊治療では妊娠は不可能と判断された場合においても、体外受精を初めから行うことがあります。
その他、いかなる検査を行っても原因不明で妊娠ができない場合に体外受精を行うケースがあります。
ここで、体外受精の対象となるケースを、以下にまとめてみました。
■卵管異常
女性の胎内には卵管があります。この卵管を通して精子が子宮にたどり着きます。
精子が通る卵管が何らかの原因で閉じてしまうと、精子が子宮にたどり着かなくなります。
この場合は、一般不妊治療で妊娠できる可能性は極めて低くなります。
クラミジアなどの感染症による炎症で卵管が腫れた場合もこれに当たります。
■精子の異常
女性の側にまったく問題がなくでも男性の側に問題がある場合も妊娠に至ることは難しいです。
精子が極端に少ない、精子の質・運動量が著しく低い場合などがこれに当たります。
不妊症の原因の半数は男性の側にあると言われています。
■原因不明
男女ともに生殖器官に問題がなく、タイミング法、人工授精などの一般不妊治療を行っても妊娠できない場合、体外受精のステップに進みます。
多くのケースがこれに当たります。
■高齢
年齢が40代となり、通常の性交渉や不妊治療では妊娠の可能性がほとんどない場合に、一般不妊治療を経由せず、体外受精を行うことがあります。
■抗精子抗体
一部の女性に、精子が胎内に入ったときに抗体ができ、卵子との受精を妨げる現象が生じることがあります。
■その他
子宮内膜症や排卵障害がある場合にも、体外受精を勧められることがあります。
このように、一般不妊治療を行わず最初から体外受精を行うケースがあります。
もちろん、患者様が体外受精をしっかり理解し、ご本人が体外受精を受けられる決意をされてから
体外受精が行われることになります。
すずらん鍼灸院
大島宏明
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