生理不順は不妊の原因の一つ
生理不順は、不妊症の原因の一つといわれています。必ずしも、「生理不順=不妊症」に結びつくわけではありませんが、特に生理不順の症状がひどい場合には、早めに婦人科などの専門医に診てもらう必要があります。
生理不順になると、生理周期が乱れているので、妊娠に適さない体質になっているため、不妊症へと進行する可能性が高いのです。ところで、どのような症状の段階で専門医に行けばよいのでしょうか?
生理周期が早い場合には、すぐに生理不順と気づくのですが、問題は生理周期が長い場合です。逆に生理周期が長すぎる場合には、身体への負担もなくなり、楽だという女性も多いと思います。
ただ、あまりにも長く生理がない場合には、子宮の病気が潜んでいるケースがあり、決して安心してはいけない状態なのです。
基礎体温をつけて、自分の生理周期をチェックする
生理不順は、不妊症や子宮の病気と繋がっているケースがあります。
当然、早めに専門医に診てもらった方が良いのですが、そのときに必要になるのが基礎体温表です。
生理不順と不妊症が結びついているかを調べるのに、
一番重要になるのが、排卵しているか、していないかです。
これを産婦人科が判断するのに、最も活用されている資料が基礎体温表です。
特に、生理周期が長いというケースには、少なくとも2ヶ月間の測定結果が必要になるわけです。
生理不順で受診した場合、もし基礎体温表を付けていなければ、
必ず付けるように言われます。そして、しばらくの間、基礎体温表をつ付け、その結果を見て、本格的な不妊施術を行うことになります。
基礎体温表を予め付けていれば、直ちに不妊施術を行うことができ、早期に手を打つことが出来ます。毎月、生理がくるということは、身体が健康な状態であるという証拠です。
健康体ならば、元気なお子様を宿すことのできる、妊娠しやすい状態であると言えます。生理不順は、不妊症の原因の一つでありますが、生理不順とは身体が健康体でない状態です。
生理不順の施術は、早ければ早いほど良いです。辛い症状を我慢することなく、早い段階で施術を受けることをお勧めしています。
タイミングから始めた不妊施術もなかなか効果が出ず、2年たって家の近くにあったすずらんさんへ。
体外受精と並行して通い、少しずつ受精卵が良くなり、初めての胚盤胞移植で妊娠できました。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
2年間、不妊で何度もくじけそうな気持ちになっていましたが、先生の人柄、言葉もあり、自然と頑張れている自分になれました。適格な鍼灸施術と妊娠においてのメンタル面においてとても感謝しています。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
鍼灸開始5か月後くらいに3回目の排卵では数もとれて、グレードはアップしました。移植後、無事妊娠し、順調に経過しています。
妊娠前、妊娠後ともに血流を良くすることはすごく大事です。不妊症の方は、施術の選択肢の一つとして考えてみるといいと思います。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
執筆者
大島宏明 すずらん鍼灸院 院長
■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業
■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー
■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員
お電話ありがとうございます、
すずらん鍼灸院でございます。