生理周期と排卵日の予測について

妊娠を希望している女性にとって、最も大切なことといえば、排卵日を予測することにあります。
女性の平均的な生理周期は28日前後です。
この生理周期において、普通の健康体であれば排卵は、月経開始から14日前後に生じます。
ただ、現実的には、生理周期には個人差があります。
生理周期28日はあくまで理想であって、35日を越える女性もいます。
又、身体の健康状態によっては、同じ人でも毎回周期が一緒になるとは限りません。前後に数日ずれることは良くあります。
一般的に生理周期が短いと早く排卵し、生理周期が長いと遅く排卵することになります。
近年は、この個人差がさらに顕著に現れているような傾向にあるように思えます。
そのため、排卵日は、必ずしも14日前後に起きるとは限らないので、自分の排卵日をきちんと予測できている女性が少ないのが現実ではないかと思います。
そのような背景から、不妊で悩んでいる女性にとって、第一に考えなくてはいけないことが、排卵日をきちんと予測することです。
不妊施術の最初の段階で行うタイミング法も排卵日を予測し、タイミングを合わせて性交渉を行う方法と言います。
排卵日を予測する方法
排卵日を予測する方法として、最もポピュラーな方法が基礎体温表を作ることです。産婦人科での不妊施術においても、基礎体温表を付けることから始まります。
基礎体温表を付けることで、排卵日をある程度予測することが出来るようになります。
また、今ではインターネット上から簡単に排卵日を予測できるツールも数多く出回るようになりました。これらを活用して排卵日を予測することも可能です。
ネット上のツールは、確実なものではないので、鵜呑みにできるものではありません。
その他に、排卵日を予測する方法として、排卵検査薬を使って予測する方法(LH検査法)があります。
又、排卵日には、おりものの状態や量にも変化が生じます。
おりものの状態から排卵日を予測する子宮頸管粘液法もあります。
また、基礎体温表と排卵検査薬を併用して、排卵日を予測することにより、より確実な排卵日を予測することできます。
この他にも、排卵日を予測する方法として、血液中のホルモンの量から排卵日を予測する「ホルモン測定法」、卵胞の大きさを超音波により確認する「超音波断層法」という手法が存在します。
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