高温期の途中で体温が下がる – 基礎体温お悩みQ&A

Q. 高温期の途中で1回体温が下がりますが異常はないでしょうか?

A 高温期が安定せず、途中で体温が下がる日がある場合には、 黄体機能不全が疑われます。
排卵日を終えると、黄体は子宮に向けて黄体ホルモンを分泌し、子宮内膜を厚くします。
その時に、身体の体温が同時に上昇します。

黄体に異常があると、黄体ホルモンの分泌が不十分になることで、 子宮内膜の形成が出来なくなり、受精卵が着床しにくい状態になります。

高温期で急に体温が下がったからといって、必ずしも黄体に異常が生じているというわけではありません。
2~3日落ち着いて基礎体温を測って様子を見て下さい。 測定して、体温が高温期を維持していたなら、大きな問題はないと思います。

2,3日継続して体温が陥落し続けていた場合には、 黄体機能不全の可能性があり、専門医に診てもらう必要があります。
次に考えれるのがストレスや自律神経の乱れにより、ホルモンバランスが乱れているため、 生殖器の機能が低下していること可能性があります。
ストレスに負けない身体作りと、貧血を予防する食事の工夫などが必要です。

ストレスや体調不良に原因がある可能性

基礎体温はちょっとしたストレスや体調不良でも敏感に反応します。

インプランテーションディップによる体温の陥没

アメリカでは、インプランテーションディップという新しい症例の報告がありました。
インプランテーションディップ:高温期の途中で体温が一旦下がる現象を言います。

ここで紹介している基礎体温グラフと同じ現象です。 受精卵が着床する時に、温度が下がる日があるという報告内容であり、高温期7~10日の間に生じるとされています。

病気ではありません。 インプランテーションは、日本ではほとんど知られていません。
黄体ホルモンは、受精卵が着床しなければ、 高温期の最後になると分泌は減少し、体温が下がっていきます。

不妊鍼灸で妊娠された方の喜びの声
体外受精前に妊娠でき、今、8カ月目です
冷えが改善し、鍼で初めて妊娠できました

初めての移植で妊娠できました H.K様 35歳 足立区

タイミングから始めた不妊施術もなかなか効果が出ず、2年たって家の近くにあったすずらんさんへ。
体外受精と並行して通い、少しずつ受精卵が良くなり、初めての胚盤胞移植で妊娠できました。

※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

順調に体外受精に進めました M.U様 44歳 茨城県

2年間、不妊で何度もくじけそうな気持ちになっていましたが、先生の人柄、言葉もあり、自然と頑張れている自分になれました。適格な鍼灸施術と妊娠においてのメンタル面においてとても感謝しています。

※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

1,2回目は流産。3回目の移植で妊娠 M.H様 39歳 さいたま市

鍼灸開始5か月後くらいに3回目の排卵では数もとれて、グレードはアップしました。移植後、無事妊娠し、順調に経過しています。

妊娠前、妊娠後ともに血流を良くすることはすごく大事です。不妊症の方は、施術の選択肢の一つとして考えてみるといいと思います。

※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

初回限定料金~不妊専門のすずらん鍼灸院

執筆者

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許

はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体

奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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