高温期への移行が階段状

Q. 高温期へ直ぐに上がらず、段階的に上がっていくのですが大丈夫でしょうか?

高温期へ段階的に上がっていく

A 高温期への移行に4日以上かかった場合に、排卵障害の疑いがあると言われています。
しかし、体温が一度も下がることなく階段状に上昇し、高温期が10日以上あった場合には大きな問題はありません。

移行期間中に温度の陥落がみられるなど、不安定な体温移行があった場合には、ホルモン分泌が一定でないと考えられます。

不妊症や流産の可能性について

卵子が未成熟のまま排卵されていた場合には、卵胞ホルモンの働きに問題があるかもしれません。

このような場合は、不妊症や流産の可能性があり、 このようなグラフパターンが度々現れる場合には、 専門医に診ていただくことをお勧めしています。

高プロラクチン血症について

体温が上昇しない原因として、プロラクチンが高いことがあります。
プロラクチンは、排卵を抑制するホルモンであり、その影響により、体温が上昇しにくくなったとも考えられます。

本来、母乳の分泌を助ける役割を持ち、同時に排卵を抑制する働きがあります。
又、ストレスが溜まっている方や、精神的に不安定な方にもこのようなグラフパターンが現れることもあります。

執筆者 すずらん鍼灸院 (東京都足立区)院長 大島宏明

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許

はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体

奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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