Q. 高温期へ直ぐに上がらず、段階的に上がっていくのですが大丈夫でしょうか?
A 高温期への移行に4日以上かかった場合に、排卵障害の疑いがあると言われています。
しかし、体温が一度も下がることなく階段状に上昇し、高温期が10日以上あった場合には大きな問題はありません。
移行期間中に温度の陥落がみられるなど、不安定な体温移行があった場合には、ホルモン分泌が一定でないと考えられます。
不妊症や流産の可能性について

卵子が未成熟のまま排卵されていた場合には、卵胞ホルモンの働きに問題があるかもしれません。
このような場合は、不妊症や流産の可能性があり、 このようなグラフパターンが度々現れる場合には、 専門医に診ていただくことをお勧めしています。
高プロラクチン血症について
体温が上昇しない原因として、プロラクチンが高いことがあります。
プロラクチンは、排卵を抑制するホルモンであり、その影響により、体温が上昇しにくくなったとも考えられます。
本来、母乳の分泌を助ける役割を持ち、同時に排卵を抑制する働きがあります。
又、ストレスが溜まっている方や、精神的に不安定な方にもこのようなグラフパターンが現れることもあります。
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