基礎体温表の見方

基礎体温表の見方

基礎体温表は、別名、基礎体温グラフと呼ばれます。
基礎体温には、一般的に「高温期(卵胞期)」と「低温期(黄体期)」があります。

低温期と高温期の境目の前後を、「排卵日」と呼びます。

「低温期」「高温期」「排卵日」の3つの状態を知ることにより、 「妊娠しやすい状態にあるか」を知ることが出来ます。

●低温期:排卵期に向かってエストロゲン(卵胞ホルモン)を分泌している時期です。

●高温期:プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。プロゲステロンを出し続けた黄体は、通常約14日を過ぎると小さくなります。 →体温は低温期に入り、月経のスタートとなります。

妊娠しやすい基礎体温の状態

ところで、妊娠しやすい基礎体温の状態とはどうゆうものでしょうか。
人によって違いはありますが、一般的に言われる理想的な基礎体温の状態は次のとおりです。

妊娠しやすい基礎体温の状態

  • 高温期の日数は2週間前後
  • 高温期の体温は、36.8度前後
  • 高温期は、36.5度を下回らず、0.2~0.3度の範囲で変動している
  • 低温期と高温期の温度差は0.3~0.5度
  • 低温期と高温期が、はっきりとした二相を描いている
  • 低温期から高温期への移行は、二日以内である

身体の状態が正常であれば、基礎体温は下図のようなグラフを描きます。

理想と言われる基礎体温は、高温期と低温期がはっきりと分かれており、
体温が最も低い「体温陥落日」が、基礎体温グラフからもはっきりとわかるようになっています。

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執筆者

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許

はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体

奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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