基礎体温表の理想的な波形パターン
正常な基礎体温表を描いた場合、低温期→高温期→低温期のサイクルで変化します。
理想的な基礎体温の周期をグラフで表すと、次のとおりになります。
一般的な基礎体温表
身体の状態が良好であれば、月経の始まりから排卵日までの期間は、約14日あります。この14日間、体温は低い状態を維持しており、この期間を「低温期」と呼んでいます。
低温期の最後に「排卵日」を迎えます。排卵日を境目に体温が上がり、高温期」へと移行します。高温期の間、体温は高い状態に維持され、約14日間、高温期が続くことになります。
このように、正常な基礎体温表を描いている場合は、高温期と低温期の二相がはっきりと存在しています。
一般的には、高温期と低温期の期間は、それぞれ約14日間、1サイクル28日が理想の基礎体温パターンと言われています。
ちょっとしたストレスや、前日の夜に少し変わった食生活をしただけでも、基礎体温は乱れる場合があります。
図のように、完璧でなくても2相に分かれていることが大切です。
妊娠しやすい基礎体温の状態
- 高温期、または低温期の期間は14日前後で二相にはっきりとわかれている
- 高温期の体温は、36.8度前後を推移
- 高温期は、36.5度を下回らず、0.2~0.3度の範囲で変動
- 低温期と高温期の温度差は0.4度前後
- 低温期と高温期が、二相にはっきりと分かれている
- 低温期から高温期への移行は、二日以内で終了する
タイミングから始めた不妊施術もなかなか効果が出ず、2年たって家の近くにあったすずらんさんへ。
体外受精と並行して通い、少しずつ受精卵が良くなり、初めての胚盤胞移植で妊娠できました。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
2年間、不妊で何度もくじけそうな気持ちになっていましたが、先生の人柄、言葉もあり、自然と頑張れている自分になれました。適格な鍼灸施術と妊娠においてのメンタル面においてとても感謝しています。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
鍼灸開始5か月後くらいに3回目の排卵では数もとれて、グレードはアップしました。移植後、無事妊娠し、順調に経過しています。
妊娠前、妊娠後ともに血流を良くすることはすごく大事です。不妊症の方は、施術の選択肢の一つとして考えてみるといいと思います。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
執筆者
大島宏明 すずらん鍼灸院 院長
■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業
■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー
■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員
新刊:血流をよくすれば、不調は消えていく
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