☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(不妊症編)★☆★
こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
今回は不妊症の原因について、もう少し深く掘り下げていきたいと思います。
前回では、不妊は女性だけでなく、男性の側にも原因があるということを説明しました。
ところで、男性不妊の原因とはどのような要因があるかをご存じですか?
男性不妊の主な原因については、次のように分類することができます。
【男性不妊の原因】
●精子の減少、質の低下(造精機能障害)
精子の数、もしくは精子の質が劣化する症状。男性不妊の9割を占めると言われている。代表的な病名に精子減少症、無精子症、精子死滅症、乏精子症、精子過剰症などがある。
●通過障害
精子の通り道(精管)に炎症を生じ、精子が通りにくくなる症状。代表的な病名に精路通過障害、精索静脈瘤、精巣上体炎などがある。
●性機能障害
通称、勃起障害のこと。発育不全や外傷が主な原因だが、ストレスによる勃起障害が増えている。
上記の分類をご覧になればおわかりのとおり、男性不妊の原因の多くは、精子を造成する機能の低下もしくは異常(造精機能障害)になります。
男性の場合は、精液の見た目はほとんど同じで、痛みなどの症状が現れることは稀です。「精子が減ったかどうか」、または「精子の質を肉眼で確認する」などのようなことはまず不可能です。
そのため、男性は「自分には絶対異常はない」と思い、なかなか不妊検査を受けようと思いません。
奥さんが一生懸命に説得し、精液検査を受けて始めて男性不妊であったことがわかるケースが多く、発見がどうしても遅れがちになるのです。
造精機能障害や通過障害、性器脳障害の原因については、具体的には解明されていません。
しかし、近年の特徴として、ストレスが原因による異常の割合が増えているのではと言われています。
又、意外なことですが、若い男性世代での性への無関心層が増えています。その理由に勃起不全があるように思います。
ストレスがたまると男性ホルモンに異常を生じ、自律神経にも悪影響を与えます。
この自律神経には、男性の性的欲求・行動とも深い関わりがあります。
勃起は、リラックス神経である副交感神経の働きと深い関わりがあるため、ストレスなどによる緊張状態が続くようになると、副交感神経の働きが弱まってしまいます。
そのため、勃起不全を生じるようになるのです。
その他、草食系男性という言葉に表されるように食生活の変化なども男性不妊に影響しているとも言われています。
すずらん鍼灸院
大島宏明
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