自律神経の働き~子宝に恵まれる知恵とコツ(自律神経編Vol.2)

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(自律神経編)★☆★

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

自律神経と妊娠の関係を説明する前に、自律神経の働きについて解説したいと思います。

自律神経とは、自分の意思とは無関係に働く神経を言います。
例えば、眠っていても心臓から酸素や血液、栄養分を身体全体に送ったり、食べたものを消化します。

 

これらの働きは、自分の意思でコントロールしなくても働いている神経です。
この自律神経の働きは大別すると、「交感神経」と「副交感神経」の二つに分けることができます。

交感神経とは、人間が活発に活動しているときに働く神経を言います。
これに対し、副交感神経とは、眠っているとき、リラックス状態にあるときに働く神経を言います。

この二つの働きは、常に同時に働いているというよりも、シーソーのような働き方をします。

 

つまり、交感神経が活発に活動しているときは、副交感神経はその働きを止めている状態にあります。

逆にリラックス状態や、睡眠時には、身体の疲れを回復させるための副交感神経が働き、交感神経はお休みしている状態にあります。

 

この二つの神経のバランスによって、人は健康的な毎日を過ごせるようになります。

交感神経と副交感神経の働きを簡単にまとめると次のようになります。

■交感神経が働くとき
・仕事、家事など活発に働いているとき
・激しい運動をしているとき
・ストレスを強く感じているとき

■副交感神経が働くとき
・リラックスしているとき
・眠っているとき
・有酸素運動をしているとき

交感神経は、昼間に活発に働くことから「活動神経」と呼ばれ、副交感神経は、休んでいるときに働くことから「リラックス神経」または「休息神経」と呼ばれています。

次回は、交感神経、副交感神経の具体的な働きについて解説していきます。

 

すずらん鍼灸院
大島宏明

 

 



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