理想的な基礎体温グラフ~子宝に恵まれる知恵とコツ(基礎体温編Vol.3)

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(基礎体温編)★☆★

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、理想とされる基礎体温について解説致します。
ところで、理想的な基礎体温とは、どのようなグラフでしょうか。

それをグラフに表すと次のとおりになります。

このグラフを見て、基礎体温グラフが、高温域と低温域にきれいに分かれていることが最初に目についたと思います。

これを専門用語的に表すと、「高温期」「低温期」になります。
また、基礎体温グラフはある一定の周期を描いています。

理想型のグラフでは、高温期が14日、低温期が14日となっておりますが、理想的なサイクルは28日前後とされています。

また、低温期から高温期への移行の前に、排卵があります。そして、排卵の後、一気に温度が上昇するのが主な特徴です。

もちろん、基礎体温グラフには個人差があります。
全ての女性が、図に示したとおりの完璧なグラフを描くという訳でもありません。

ただ、健康や精神面で特に問題がなければ、基礎体温グラフは、先ほど示した図のように基礎体温が二相に分かれる構造になるのが一般的です。

これまでの説明を踏まえて、理想的な基礎体温グラフの特徴を箇条書きで表してみました。

 

●高温期、低温期は14日前後
●高温期と低温期が二相にはっきりわかれている
●高温期の体温は、36.8度前後を推移
●高温期は、36.5度を下回らず、0.2~0.3度の範囲で推移
●低温期と高温期の平均温度差は0.4度前後
●低温期から高温期への移行は、2日以内で終了

 

今後、基礎体温表をつけるときは、この理想型のグラフを参考にしつつ、身体の状況をチェックすることが望ましいです。

(続く)

 

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明



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