排卵のメカニズム~子宝に恵まれる知恵とコツ(排卵日編Vol.2)

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(排卵日編)★☆★

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、排卵のメカニズムについて、詳しく解説していきたいと思います。

女性の身体には卵巣が二つ存在します。卵巣は、縦2cm、横3cmほどの大きさを持ち、子宮の左右両側に一つずつ、計2つあります。

その二つのうちのどちらかの卵巣で、一つの卵子が成熟し、卵巣の外へと排出されるようになります。

 

このような女性の生理現象を『排卵』と呼んでおりますが、この排卵には一定のメカニズムがあります。

まず、脳内の下垂体から、「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と呼ばれるホルモンが分泌されます。

卵胞刺激ホルモンは、血管内の血液に入り、心臓を経由して、卵巣まで運ばれるようになります。

そして、卵巣に届いた卵胞刺激ホルモンに刺激されて、10~20個の卵胞が育ち、卵胞が育つと、エストロゲンと呼ばれるホルモンが分泌されるようになります。

 

このホルモンが一つの卵胞を刺激し、卵胞が破けて卵子が生まれ、卵子が卵巣の外に排出されるようになります。

 

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簡潔に排卵のメカニズムを解説するとこのようになります。

排卵は、片方の卵巣に継続して生じることもあれば、左右交互に生じることもあります。

よく、「ホルモンバランスが崩れると、排卵にも悪い影響を及ぼす」と言われます。

 

これは、先ほど解説したメカニズムのとおり、ホルモンの分泌が卵子を作ることに深く関わっているからに他ならないからです。

 

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明



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