妊娠しやすい身体づくり（平均体温を上げる）～子宝に恵まれる知恵とコツ（不妊症編Vol.10）

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ（不妊症編）★☆★

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、「妊娠しやすい身体つくり～９つのコツ」の二つめのテーマである、「体温を上げ、基礎代謝を高める」について解説致します。

【妊娠しやすい身体作り～９つのコツ】
●食生活の見直し～身体を温める食事／冷やす食事
●体温を上げ、基礎代謝を高める
●足湯・半身浴
●服装・室内環境の見直し
●有酸素運動の進め
●サプリメントの摂取と見極め方
●漢方治療
●経絡（ツボ）刺激・鍼灸治療
●心の調和とイメージングの力

平均体温が高ければ、必ず妊娠するというわけではありませんし、生まれながらに平均体温が低い体質の女性もいます。

低体温体質でも「きれいな基礎体温」を描いていれば、妊娠される女性は数多くいます。

現代医学の研究において、平均体温を上げることによって、ウイルス・細菌などによる身体の免疫力が上がり、病気になりにくくなることがわかってきました。

風邪をひいたとき、体温が上昇するのは、体内に入ったウィルスを体外に排出しようと戦っているからです。

又、体温が低いと基礎代謝が低下し、血行が悪くなるため、ホルモンバランスが崩れやすくなる傾向にあります。

そのため、「低体温体質を克服し、身体の平均体温を向上させた方が妊娠しやすくなる」というのが一般的な見解でもあります。

基礎代謝が悪いことの原因として、食生活の偏り、不摂生な生活、不眠などが上げられています。

不摂生な生活をしている方の基礎代謝量は、正常な方と比べると15～30％低下していると言われています。

体温が１度上がるだけでも、基礎代謝量が大幅に向上することが現代医学で解明されています。

基礎代謝が向上することによって、新陳代謝も良くなります。

そのため、お肌や髪質につやが出て、若返り、ダイエット効果も期待できます。

そのような背景から、妊娠を希望している女性だけでなく、妊娠を希望していない女性の間でも、基礎代謝を高めようとする女性が増えております。

生まれつき、低体温だからといって諦めることなく、基礎代謝を高める努力をすることで、低体温体質を克服することはで出来るのです。

（続く）

すずらん鍼灸院
大島宏明