自律神経とホルモン~子宝に恵まれる知恵とコツ(自律神経編Vol.6)

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(自律神経編)★☆★

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

女性にとって、自律神経と女性ホルモンは、健康の面のみならず、妊娠に適した身体つくりにとても大切な要素であります。

 

女性ホルモンには、二つのホルモン、卵巣ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の二つが存在します。

この二つの女性ホルモンは、妊娠と深い関係があり、女性ホルモンが正常に働くことによって、妊娠に適した身体を維持できるようになるのです。

 

この女性ホルモンを分泌している場所は、大脳の視床下部の間近にある脳下垂体です。

そして、この脳下垂体からの分泌をコントロールしているのが、視床下部になります。

自律神経の中枢機能も、この視床下部がコントロールしております。

つまり、女性ホルモンをコントロールしている部分と、自律神経をコントロールしている部分は、同じ視床下部になるため、互いに影響を受けやすい関係にあるのです。

 

例えば、ホルモンに異常が生じると視床下部に異常を生じやすくなります。

そして視床下部に悪い影響が生じることで、自律神経にもトラブルが生じるようになります。

反対も然りで、先に自律神経に異常が生じても視床下部にトラブルが生じ、やがて、女性ホルモンを分泌する脳下垂体にも異常が生じるようになります。

 

このように女性ホルモンと自律神経は、車の両輪のような関係にあると言っても過言ではありません。

自律神経と女性ホルモンの両方が正しく機能することにより、妊娠に適した身体を維持できるのです。

 

すずらん鍼灸院
大島宏明



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