☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(排卵日編)★☆★
今回は、おりものと妊娠について、詳しい部分まで解説したいと思います。
女性は、妊娠するとエストロゲンの分泌が活発化します。その影響によりおりものの量が増える傾向にあります。
実際に、8割にあたる妊婦さんが「妊娠初期において、おりものの量の増加を経験した」という調査報告もありました。
おりものには、膣内から体内に細菌が入るのを防ぐ働きがあることを前回解説しましたが、おりものが増えるということは、ある意味、赤ちゃんを細菌から護るための防衛本能が働いていると
いえると思います。
また、妊娠しても、おりものの量に変化のない方もいれば、スカートからはみ出してしまうくらいの大量のおりものを生じる女性もいます。
このように、おりものの量にはかなりの個人差があり、かつ、同じ個人においても、年齢や体調などによってもおりものの状況が変わることさえあります。
そのため、おりものの量が普段よりも多いからといって、あまり神経質にならなくても良いかと思います。
「おりものの量が増える」と同時に、「色が変わった」「極端な臭いが生じた」などの変化を生じることがあります。
あまりにも著しく、おりものの状態に変化がある場合には、生殖器官の異常や、妊娠継続にふさわしくない身体の状態を知らせているサインの可能性があります。
妊娠を希望している女性は、おりものに日常と明らかに違う変化が生じたら、自分で妊娠を判断することなく、早めに専門医に受診されることをお勧めしています。
妊娠しているかの判断については、おりものの量の変化だけでなく、基礎体温の変化を知ると良いでしょう。
基礎体温表を付けていれば、
「生理周期39日を過ぎても生理が来ない」
「基礎体温がずっと高温期のまま維持している」
などの妊娠の兆候を予測することが可能になります。
おりものの量と他の排卵日の予測法と合わせて、総合的に判断すると良いかと思われます。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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