排卵日の計算 – 基礎体温表をつける(その2)~子宝に恵まれる知恵とコツ(排卵日編Vol.4)

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(排卵日編)★☆★

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

理想的な基礎体温表においては、低温期と高温期の境目で体温の陥落を生じ、排卵を生じるようになります。

 

そして、生理周期は一定のサイクルを描き、そのサイクルには個人差があり、加齢によっても変化します。

より正しい生理周期を把握するためには、1周期のみの基礎体温を計るだけでなく、3周期続けて測定することが望ましいと言われています。

そうすることによって、ご自分の平均的な生理周期をより詳しく確認できるようになるのです。

 

先ほどの理想的な生理周期を見ると、体温陥落日は低温期14日を経過した後に生じております。

この体温陥落日の前後の数日が排卵日であることは先ほど説明したとおりです。

 

ただし、これはあくまで理想的な基礎体温表を描いているという条件にしか該当しません。

現実的には、生理周期の日数には個人差があり、生理周期が短い人もいれば、長い人もおります。

ご自分の生理周期の日数を詳しく把握する意味でも、基礎体温表をつけ、排卵日をできる限り特定することが望ましいのです。

 

生理周期と排卵日は、妊娠ととても深い関わりがあります。

今では、自動的に排卵日を測定できる婦人体温計やネット上からデータを入力するだけで、自動的に排卵日を計算してくれる便利なツールもあります。

 

ツールや婦人体温計は万能なものではないですが、排卵日をある程度予測することは可能です。

ただ、ツールはあくまで自動計算されるものなので、傾向はつかめても、確実に排卵日を計測できるものでもありません。

 

基礎体温表の原理を正しく理解するうえでも、はじめは基礎体温表をご自分の努力でつけられることをお勧めしているのです。

 

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明



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