不妊治療が行える医療施設~子宝に恵まれる知恵とコツ(不妊症編Vol.6)

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(不妊症編)★☆★

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

 

前回では、婦人科における不妊治療のステップについて解説しました。

婦人科の治療においては、高度生殖医療(体外受精、顕微授精)の治療を受ける段階になると、自然妊娠とは別になり、抵抗を強く感じる方の割合もぐんと増えるのではないかと思います。

高度生殖医療を行いたくても経済的な理由により、高度生殖医療を選択することが出来ず、婦人科以外での不妊治療を探し始める方もいます。

 

そこで、婦人科以外に、不妊治療を行うことが出来る、代表的な医療施設を次に紹介したいと思います。

 

●漢方医
血液の通りと血の質を改善し、身体を整えることを目的とします。症状、体質により、漢方の種類や量が異なります。

●鍼灸院
経穴(ツボ)を刺激し、母胎の免疫力を高めることで、妊娠に適した身体を整えます。

●カウンセリング
不妊治療とは異なりますが、不妊を前向きに捉え、カウンセリングを通してより良い解決策を見つけ出せるように心のケアを中心に行います。

●サプリメント(通販)
不妊治療院とは別ものだが、上手に取り入れることでよりよい効果を発揮するとも言われています。不妊に良いとされるサプリとして、マカやザクロなどがあります。

 

漢方の原材料は、動植物が主原料です。そのため、副作用の心配が婦人科での治療と比べるとはるかに少なくなります。

また、体質や症状、基礎体温の状態に合わせて、その方に合わせた薬を処方しますので、オーダーメイドによる治療を行うことができます。

 

鍼灸院は、経穴(ツボ)を刺激し、経絡の流れを整え、悪血の改善を計ります。

それに対して整体マッサージは指でツボの上を押すだけなので、ツボを直接刺激するわけではないですし、悪血改善の効果はあまりないと思われます。そのため、効果は半減されるとも言われています。

鍼灸治療においては、直接、鍼でツボを刺激されるため、改善効果が非常に高いことで知られています。

 

又、鍼灸治療は、世界保健機構(WHO)においても鍼灸適応症の一つとして認定されています。

カウンセリングは、不妊治療を行うというより、不妊を前向きに捉え、悩みや辛さを心の面から解決していきます。

過去、どうしても赤ちゃんができなかった方が、どのように不妊の悩みに打ち克ってきたかのお話を聞くことで勇気づけられる患者さんも多いようです。

 

サプリメントは、健康食品に分類されます。サプリメントの種類は数多くありますが、人によって体質に合う、合わないがあるので、どれがよいのかについては、言い切れない面があります。

自分に体質に合ったサプリがあれば、それを日常生活の栄養補助として、取り入れた方が良いかと思います。

 

ここまで、婦人科以外で、不妊を克服できる代表的な医療機関(方法)について解説しました。

人工授精や体外受精にどうしても強い抵抗を感じる場合には、一度は、これらの方法をお試ししてみるのもよいかと思います。

 

(次回に続く)

 

すずらん鍼灸院
大島宏明

 



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