☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(不妊症編)★☆★
これまで、各医療施設における不妊治療の内容について解説しました。
特に、婦人科における高度生殖医療の段階になると保健が適用されず、病院によっては、費用が百万円を越えることもあります。
しかし、例え高額でも高度生殖医療を決意される女性が絶えないことを考えると、それだけ不妊の問題が深刻であることを証明しているのではないかと思います。
ここで、最初に婦人科における不妊治療にかかる費用をまとめてみました。
【タイミング法】
タイミング法は、保険が適用されます。
かかる費用も少額(数千円)ですみ、経済的に大きな負担はかかりません。
【ホルモン療法】
病院、治療内容によって費用は異なります。数千円ですむことが多いですが、院外検査や他の検査が入ると数万円かかる場合があります。
【人工授精】
費用は病院によってまちまちですが、2万円前後が平均です。
【体外受精】
体外授精は高度生殖医療と呼ばれ、保険適用外。費用は、平均で30万円程ですが、100万円以上かかるクリニックもあれば、10万円台で治療を行える大学病院も存在します。
【顕微授精】
体外受精と同じく高度生殖医療と呼ばれており、費用は体外受精よりも高いと言われています。平均的な金額は30~50万円。
高度生殖医療(体外受精や顕微授精)は、保健適用外で費用が高くつくため、経済的負担がかなり大きいです。
高度生殖医療は、人工授精が成功しなかったときに行いますが、治療の内容的にも多くの方は抵抗を強く感じることが多いようです。
そのため、高度生殖医療を受ける段階になると、漢方、鍼灸、サプリ、などの自然妊娠法を選択されるケースが増えております。
これらの治療でかかる費用は次のとおりです。
【漢方】
8,000~10,000円(1回当たりの処方)
【鍼灸】
4,000~1,0000円(1回当たり)
【カウンセリング】
5,000円~10,000円(1回当たり)
【サプリメント】
4,000~9,000円(1本当たり)
漢方、鍼灸、サプリ、どれが良いかということは一概には言いきれません。
個人の体質にも違いがあり、サプリにおいても様々な種類があり、体質に合う合わないがあります。
鍼灸治療は、世界保険機構(WHO)において、「不妊は鍼灸適応症」であると正式に認められているので、信頼度は整体と比べると高いと言われています。
婦人科の高度生殖医療の治療においても、先生の腕の善し悪しにかなり左右されるともいわれています。
口コミや知人から前もって先生や治療院の評判を調べておくことも良いでしょう。
(次回に続く)
すずらん鍼灸院
大島宏明
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