☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(排卵日編)★☆★
前回では、おりものには抗菌作用や受精を助けるなどの大切な働きを行っていることを解説しました。
おりものは、一見するととても不快な現象と思われがちですが、常におりものが生じることで、女性は健康を維持できることになるのです。
そして、おりものの状態から、事前に婦人科系疾患の前兆、あるいは疾患そのものを早期に発見することもできるのです。
女性なら、おりものは必ず生じるものですが、おりものには良いおりものと悪いおりものがあります。
ここで、良いおりものと悪いおりものの症例について、解説していきたいと思います。
■良いおりものについて
おりものは病気を患っていない健康な女性にも起きる症状です。
又、おりものの量が多かったり、多少の臭いや色が出たからといって病気であるというわけではありません。
「生理の直前に生じる」「排卵期に生じて、排卵期が終わると収まる」など、おりものに周期性がある場合は、特に問題はないもと思われます。
■悪いおりものについて
では、良いおりものに対し、悪いおりものとはどのようなものでしょうか?
まず、悪いおりものの代表的な症状として、「かゆみや痛みを伴う」、「刺激臭・悪臭がある」ことです。
また、無色、あるいは白色と明らかに違い、茶色、黄色、黄緑などのような色のついたおりものを生じた場合は、
「膣内に細菌が入って炎症を起こしている」
「生殖器官に疾患がある」
などの可能性があります。
そして、血が混じっている場合には、「不正出血」の可能性があります。
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おりものには個人差がかなりあります。
他人と比較して、おりものの量が多いからといって、それが病気であるということにはなりません。
おりものが異常であるかどうかを調べるには、他人との比較でなく、過去の自分のおりものの症状と比較することが大事になります。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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