妊娠しやすい身体づくり(有酸素運動Part1)~子宝に恵まれる知恵とコツ(不妊症編Vol.13)

 

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(不妊症編)★☆★

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、「妊娠しやすい身体つくり~9つのコツ」の5つめのテーマである、「有酸素運動」について解説致します。

 

【妊娠しやすい身体作り~9つのコツ】
●食生活の見直し~身体を温める食事/冷やす食事
●体温を上げ、基礎代謝を高める
●足湯・半身浴
●服装・室内環境の見直し
●有酸素運動の進め
●サプリメントの摂取と見極め方
●漢方治療
●経絡(ツボ)押し・鍼灸治療
●心の調和とイメージングの力

 

赤ちゃんが授かることを希望している女性にとっては、生理が来る度にがっかりしたり、回りからの無理解な言葉に、大変辛い思いを経験したことも多いかと思います。

なかなか赤ちゃんが授からない女性にとっては、妊娠できないことは、大変なプレッシャーがかかり、ストレスがたまることの連続なのかもしれません。

ストレスなどの心の不調和が、身体の健康に大きく影響することは、多くの読者はもうおわかりかと思います。

 

現実的には、心をコントロールして、ストレスを溜めないようにすることは、とても難しいことでもあります。

そこで、すずらん鍼灸院よりお薦めしたいのが、『有酸素運動』になります。

近年の研究において、ストレスがたまり、ウツ症状になる方の特徴として、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが減少していることが明らかになりました。

セロトニンが減少あるいは運動能力が低下すると、自律神経が乱れ、ストレスが溜まりやすくなり、更年期障害や生理不順の原因になると言われます。

 

ある研究機関において、セロトニンの減少・低下を防ぐ方法として、「運動」をあげられ、実際に、運動した直後にセロトニン(神経伝達物質)が増加したとの調査報告が出されておりました。

つまり、セロトニンが増加することで、自律神経が活性化し、ストレスに負けにくくなるのです。

 

なぜ、運動をするとセロトニンが増えるかについては、十分なメカニズムが解明されていないようですが、ストレスとセロトニンには密接な関係があることは、ほぼ間違いのないこととして知られています。

鍼灸師として、単なる運動よりもぜひお薦めしたい運動法があります。

それが、『有酸素運動』になります。

 

『有酸素運動』とは、通常の運動とは違い、呼吸を整え、リラックスして長い時間をとり、新鮮な酸素を身体に取り入れていく運動法をいいます。

この「有酸素運動」を取り入れることで、さらにストレスに強くなり、妊娠しやすい身体つくりに
貢献できるようになります。

次回は、有酸素運動について、より具体的に解説していきます。

 

(続く)

 

すずらん鍼灸院
大島宏明

 



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