☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(排卵日編)★☆★
こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
前回は、「排卵日が最も妊娠しやすい日とは限らない」ということを説明しました。
確かにタイミング法と言われる不妊治療は、排卵日に合わせて性交渉を行う方法でもあります。
正確に言えば、「最も妊娠しやすい日」というのは「排卵日」ではなく、「新鮮な精子と新鮮な卵子がタイミング良く出会う日」ということになります。
精子と卵子には、鮮度(質)の他に移動スピードの要素が大事になります。
つまり、精子又は卵子の移動速度が速いほど、新鮮な状態で精子と卵子が出会うようになります。
精子と卵子が出会って受精卵を形成するためには、新鮮であればあるほど、受精する可能性が高まります。
そのため、精子や卵子の移動速度が速いほど、妊娠する確率が高まるということになるのです。
精子が卵子が滞在している場所にたどり着くには時間がかかり、移動速度には個人差があります。
又、卵子にも移動速度があり、これも個人差があります。
そして、卵子の寿命は6~24時間と言われています。
これに対し、精子の寿命は2~5日とやや長めです。
卵子は、卵管の膨大部と呼ばれるところで、精子が到達するのを待つようになります。
ということは、排卵日にあわせて性交渉を行うより、精子が卵管の膨大部に辿り着いたときに、新鮮な卵子がすでに待ち構えている状態が最も良いタイミングということになります。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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