妊娠しやすい身体づくり(有酸素運動Part2)~子宝に恵まれる知恵とコツ(不妊症編Vol.14)

 

☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(不妊症編)★☆★

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、次回に引き続き、「妊娠しやすい身体つくり~9つのコツ」の6つめのテーマである、「有酸素運動」について解説致します。

 

【妊娠しやすい身体作り~9つのコツ】
●食生活の見直し~身体を温める食事/冷やす食事
●体温を上げ、基礎代謝を高める
●足湯・半身浴の勧め
●服装・室内環境の見直し
●有酸素運動の勧め
●サプリメントの摂取とその見極め方
●漢方治療
●経絡(ツボ)刺激・鍼灸治療
●心の調和とイメージングの力

 

有酸素運動と運動には、根本的な違いがあります。

有酸素運動を簡潔に述べると、新鮮な酸素を体内にたくさん取り入れる運動を言います。

新鮮な酸素を体内に取り入れることで、体内の血液循環(血流)が改善され、血液内に含まれた疲労物質が体外に排出されるようになります。

 

体内の血液循環が良くなることで、身体の基礎代謝が改善し、それに伴い、身体の諸器官の機能が正常に整っていきます。

つまり、身体の至るところで鬱血し、内臓諸器官の機能を低下させていた要因を取り除く効果があります。

 

不妊の主な原因の一つとして、卵巣や子宮の機能低下が言われ、機能低下の原因として、血流の問題が上げられています。

有酸素運動には、血流を改善し、子宮や卵巣の機能を高める効果があります。それに伴い、生理周期が整うようになるのです。

血流と身体の免疫機能にも密接な関係があります。

 

免疫機能が低下すると、病気を生じやすくなり、黄体機能不全や卵子の質の低下を生じる要因になります。

血流を改善することで、病気にならない身体をつくるだけでなく、卵巣への血流量が増えていき、卵巣機能の活性化とともに、若いときのような卵巣を維持できるようになります。

 

有酸素運動は、あくまでリラックスでき、比較的長い時間(20~30分)できることが望ましいです。

有酸素運動の代表的なものとして、エアロビクス、サイクリング、ウォーキング、ジョギング、ストレッチ、ヨガ、水泳などがあります。

 

どれがいいのかについては、個人差がありますので、自分でやりやすい運動を取り入れることが望ましいです。

運動がきつくなると、かえってストレスになるので注意が必要です。

またできるなら、早朝運動がお薦めです。
早朝の太陽には、セロトニンを活性化させる効果があります。

 

日々の生活に、有酸素運動を取り入れ、身体の健康体を維持していきましょう。

 

(続く)

 

すずらん鍼灸院
大島宏明

 



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