☆★☆子宝に恵まれる知恵とコツ(排卵日編)★☆★
こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
前回においては、卵子、精子の移動速度が早いほど、新鮮な精子と卵子が出会い、妊娠しやすくなることを説明しました。
実際には、精子と卵子の移動速度には個人差があります。
なかには、精子の移動速度が遅すぎるため、卵管まで辿り着けない精子や卵子もあります。
移動(運動)速度は、言い換えれば「元気の良さ」といっても良いでしょう。
元気の良い精子、卵子は運動速度が速いと言えます。
元気のよい精子は、射精後早くて30分に卵管に辿り着くと言われています。
精子にはゆっくり移動する精子がありますし、停止して動いてはまた停止するという動きをする精子もあります。
そして、精子が卵管に辿りつき、卵子と無事出会えたとしてもすぐに受精せず、受精が始まるまでに時間がかかる場合があります。
精子の寿命は2~5日なのに対し、卵子の寿命は6~24時間です。
卵子の寿命は、精子よりもずっと短く、しかも卵子は6時間後に劣化が始まります。
精子の移動速度が遅く、卵子が精子より早く卵管にたどり着いていた場合には、精子が到着したと時には、すでに卵子の寿命が尽きているということもあります。
よって、卵子が卵管にたどり着く前に、精子が先に卵管に辿り付いている状態がベターということになります。
つまり、精子の移動速度が遅い場合には、排卵日の1~3日前に性交渉をした方が良いということになるのです。
(続く)
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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