西洋医学と東洋医学の併用施術について

Q.不妊施術で西洋医学と東洋医学を同時に行うと妊娠しやすくなると聞きましたが、 本当ですか?

A 近年、西洋医学の不妊施術と合わせて東洋医学の施術を同時に行う患者さんは確かに増えております。

特に、体外受精や顕微授精のように保険適応外の高度生殖医療において、顕著に表れております。

高度生殖医療は医療機関によって費用が異なり、特に人気の高いクリニックになると施術費が百万円を超えることもあります。

施術期間や回数が増えることにより、最初に出された見積り金額をはるかに超えてしまうこともあります。

高度生殖医療を行うときには、高額な費用がかかってしまうために絶対に妊娠を成功させたいと思う患者さんが当然多くなります。

体外受精の成功確率を高めるうえで、東洋医学における鍼灸施術が注目されてきたのです。

医療機関によっては、体外受精と鍼灸施術の両方を行っているところがありますが、多くは鍼施術を専門で行う鍼灸院に通われることが多いようです。

ところで、なぜ鍼灸に注目が集まるようになったのでしょうか。

実は、世界各国で鍼灸と体外受精と併用した実験を行い、いずれも妊娠の確率に大幅な改善がみられたことで注目されるようになったのですね。

体外受精においては、体の外で精子と卵子を受精させた後に
受精卵を体内に移植することになりますが、移植後『体内できちんと着床できる』かが妊娠成功の大きなポイントなります。

この着床がうまくいくかについては、体内の健康状態に大きく起因しております。

体の体質を根本的に変えていくことについては、西洋医学よりも東洋医学の方が優れているのです。

鍼灸は、機能低下した生殖機能を正常な状態に戻すと同時に、免疫力を高めることができます。

長年の生活習慣で弱ってしまった生殖器官を元の元気な状態に回復させることにより、着床できる確率を高めることができるのです。

鍼灸施術で体質改善されると考えが前向きになります。前向きになると行動が変わりプラス思考になると気持ちが楽になり変化が起こり始めます。
鍼灸施術で通い始めたのにカラダ以外にも変化が起こるって不思議ですよ。

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